分散型貸付プラットフォームであるVenus Protocol(ビーナス・プロトコル)は、BNBチェーン上のコアプールでフラッシュローン攻撃を受けた疑いがあり、370万ドル以上の損失が発生したと報じられている。
Venus Protocolは、DeFi(分散型金融)プロジェクトの流動性の低いトークンであるTHENAを標的としたフラッシュローン攻撃の疑いのある攻撃を受けた。攻撃者はTHEを担保として資産を借り入れ、約370万ドルに相当するビットコイン(Bitcoin/BTC※BTCB経由)20BTC、パンケーキスワップ(PancakeSwap/CAKE)150万CAKE、バイナンスコイン(BinanceCoin/BNB)200BNBを盗み出したとのこと。
数千万個のTHEトークンが担保として使用され、清算が開始された事により、THEの価格は24時間で17%以上下落。オンチェーンデータによると、攻撃者はVenus Protocol上で大量のTHENAを担保として他の資産を借り入れていた事がわかった。
ブロックチェーンデータによると、攻撃者は0x1a35…6231で始まるアドレスを使用してシステムを悪用していた。
この戦略は数カ月も前から始まっており、攻撃者は2025年6月から9カ月かけてTHEの供給上限の約84%(1,450万トークン)を徐々に蓄積している。真の攻撃は、攻撃者が通常の入金プロセスを回避し、トークンをプロトコルコントラクトに直接送金した際に発生。これにより、攻撃者は供給上限を超過。最終的に、許容上限の約3.7倍にあたる5,320万THEという巨額の担保ポジションを構築した。
その後、膨大な担保を利用し、攻撃者はラップドビットコイン(Wrapped Bitcoin/WBTC)で約20BTC、約150万CAKE、約200BNB、USDコイン(USDCoin/USDC)で158万USDCもの大量の資産借り入れ始めた。
攻撃者は、攻撃を最大化するため、THEを入金し、資産を借り入れ、さらにTHEを購入し、TWAPオラクル(Time-Weighted Average Price Oracle:時間加重平均価格)の価格更新を待って担保評価額を上昇させるというループ戦略を繰り返し実行した。
今回の事件を受け、Venus Protocolチームは、さらなる不正利用を防ぐため、すべての借入と出金を一時停止するという予防措置を発表した。
THEの借入と出金は一時的に停止され、ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)、イトコイン(Litecoin/LTC)、ユニスワップ(Uniswap/UNI)、アーベ(Aave/AAVE)、ファイルコイン(Filecoin/FIL)、トラストウォレットトークン(Trust Wallet Token/TWT)など、流動性集中度の高い複数のマーケットも同様に停止された。
Venus Protocolは、調査が継続中である間も、他のすべてのマーケットは引き続き稼働しており、影響を受けていないことを確認。また、エクスプロイトの完全な分析が完了次第、詳細なレポートを公開すると述べた。
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