2026年1月20日、仮想通貨ドージコイン(DOGE)財団の公式商業部門であるHouse of Doge(ハウス・オブ・ドージ)は、米Brag House Holdings社と共同で、DOGE決済に特化したモバイルアプリ「Such(サッチ)」を開発中であると発表しました。
同アプリは、ドージコインを日常的な決済手段として活用できる環境の整備を目的としており、2026年上半期に公開される予定です。
発表によると、Suchアプリは、ユーザー自身がウォレットを作成・管理できる仕組みを採用し、個人利用にとどまらず、中小規模事業者での利用も想定した設計とされています。
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House of Doge社のCTO(最高技術責任者)であるティモシー・ステビング氏は、Suchアプリについて「ドージコインを活用した副業や小規模ビジネスを誰もが始められる環境の構築を目指す」と説明しています。
同氏は、商品やサービスの販売開始までの操作工程を極力簡略化する方針を示しており、専門的な技術知識を前提としない設計を重視しています。
House of Doge社は、決済プロセスに伴う技術的・心理的な障壁を抑えることが、ドージコイン普及において重要との認識を示しています。
発表によれば、開発は2025年3月から本格的に開始されており、段階的な機能実装と検証を経て、2026年上半期の公開を目指す方針です。
公開時点で提供が予定されている主な機能は、次の3点に整理されています。
これらの機能を通じて、Suchアプリは個人利用と商用利用の双方を想定した構成となっています。
House of Doge社のCEOであるマルコ・マルジオッタ氏は、「単なるドージコイン購入用ウォレットの提供にとどまらず、開発チームの経験を生かした独自性の高いプロダクトを構築する」と述べています。
さらに、戦略的パートナーとの連携を通じて、ドージコインを国際的に利用可能な分散型通貨として成長させていく意向を示しました。
一方、Brag House社のCEOであるラヴェル・フアン・マロイ2世は「Suchは単なる技術革新ではなく、デジタル経済への参加機会を広げる取り組みだ」とコメントしています。
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こうした取り組みが示される中、仮想通貨市場ではドージコインの価格動向に慎重な見方が続いています。
記事執筆時点ではドージコインは約0.126ドル(約20円)で推移しており、直近24時間では約4%下落しました。
2024年12月以降、下値を支えてきた0.1215ドル(約19円)の水準を一時的に下回る場面も確認されています。
2025年9月に記録した直近高値である0.27ドル(約43円)からの下落率は50%を超えており、市場では価格調整局面が続いているとの見方が出ています。
一部の市場関係者からは、0.1215ドル台を明確に回復できない場合、次の下値水準として0.10〜0.11ドル(約16円前後)が意識される可能性があるとの指摘も出ています。
価格面では調整が続く一方で、ドージコインの実需拡大を評価する見方も根強く残っています。
仮想通貨投資家のアダム・マクブライド氏は、House of Doge社CTOのティモシー・ステビング氏の発信に対して「Dogecoinはピア・ツー・ピアのデジタル現金としての可能性を今なお有している」とコメントしました。
マクブライド氏は、決済領域での利用事例が積み重なれば、短期的な価格変動とは異なる観点で評価される可能性があるとの見方を示しています。
House of Dogeが進めるSuchアプリの開発は、ドージコインの決済用途拡大を視野に入れた動きとして受け止められています。
正式リリース後の利用動向や、実社会における決済利用の広がりが、市場でどのように受け止められるかが注視されています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=158.23 円)
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Source:House of Doge発表
サムネイル:AIによる生成画像


