明治製菓ファルマがMBC BioLabsと提携し、創薬におけるグローバルイノベーションを強化

東京–(BUSINESS WIRE)–明治製菓ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長里敏明)は本日、カリフォルニア州サンフランシスコベイエリアにおけるバイオテクノロジースタートアップ企業の発展を支援する民間組織であるMBC BioLabsとパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。

MBC BioLabsは、完全装備の研究施設とサポート体制を提供し、バイオテクノロジー起業家がコンセプトから企業へと加速するのを支援します。研究室インフラの構築と維持の負担を取り除くことで、入居企業は早期に研究開発に集中しながら、効率的に商業化を推進することができます。

このパートナーシップを通じて、明治製菓ファルマはオープンイノベーションの取り組みをさらに推進し、優先的治療領域である感染症、血液疾患、免疫炎症性疾患における研究開発を強化します。MBC BioLabsの起業家やスタートアップ企業コミュニティと連携することで、同社は革新的な創薬シーズの発見と外部コラボレーションの加速を目指します。

「グローバルなイノベーション活動から新しいアイデアを引き出し、国内外のイノベーションハブとの協力を深めることで、創薬研究を活性化することを目指しています。数多くのスタートアップ企業を特定し、商業化へと導いてきた実績を持つMBC BioLabsとのパートナーシップは、これらの取り組みにおける大きな前進を表しています」と、明治製菓ファルマの執行役員研究開発本部長である成瀬剛史氏は述べています。

「MBC BioLabsは、起業家を支援し、明治のイノベーションを米国のバイオテクノロジーエコシステムにもたらすため、明治製菓ファルマとのパートナーシップを嬉しく思います」と、MBC BioLabsのアライアンスディレクターであるFlavia Nachbar氏は述べています。「このコラボレーションは、適切なリソースと関係に支えられた大胆な科学が、世界中の人々の健康を変革できるという共通の信念を反映しています。」

MBC BioLabsについて

MBC BioLabsは、初期段階のバイオテクノロジー企業に成長に必要なリソースとサポートを提供する一流のライフサイエンスインキュベーターです。最先端の研究施設のネットワーク、業界パートナーシップ、活発なバイオ起業家コミュニティを通じて、MBC BioLabsはスタートアップ企業が研究を加速し、画期的なアイデアを変革的な治療法に変えることを可能にします。2013年の開設以来、MBC BioLabsは500社以上の企業の立ち上げと成長を支援してきました。これらの企業は176のプログラムを臨床段階に進め、17の承認済み診断薬を製造し、135の製品を市場に投入し、200億ドル以上を調達しました。詳細については、www.mbcbiolabs.comをご覧ください。

明治製菓ファルマについて

明治製菓ファルマは、1946年にペニシリンを発売して以来、感染症の治療薬とワクチン、中枢神経系疾患の治療薬、ジェネリック医薬品を含む有効で高品質な医薬品を提供してきました。未充足の医療ニーズにさらに対応するため、同社は感染症、血液疾患、免疫炎症性疾患という優先領域に研究開発を集中し、オープンイノベーションを積極的に活用することで、次世代の治療法の創出に取り組んでいます。詳細については、www.meiji.com/global/pharmaceuticalsをご覧ください。

お問い合わせ先

詳細については、以下までお問い合わせください:

吉川智明 博士

明治製菓ファルマ株式会社 研究開発戦略部

E-mail: meiji_partnering@meiji.com